死にたい夜の外伝

下北沢OFF・OFFシアターにて劇団献身(@gekidankenshin)さんによる「死にたい夜の外伝」という演劇を見てきました。

そのきっかけはこのツイートを見つけたことです。

とある深夜ラジオの最終回。

1人のネタ職人の呼びかけで、番組常連のリスナーたちは有楽町近くのカラオケボックスに集まった。

しかし、誰も、何も、しゃべらない。

唯一世界と繋がれるのがラジオで、だけど、そこで繋がった場所で、何も話すことができない。

頭の中では、こんなにも面白いことが渦巻いているのに。

引用:劇団献身フライヤー

以下、感想です。(元家族、制作陣、観劇者に向けて書いてます)

上演前のオープニングトークから始まり、ハガキ職人を志すシーン、ハガキ職人が一堂にカラオケに集まるシーン、プレミアム会員をめぐる駆け引きのシーン、女の子が来てからのごたごたのシーン、ラジオを探すシーン、急に記憶喪失の人が入ってくるシーン、最終回のシーン、終了後にカラオケ店員と話すシーン。

様々なことが目まぐるしく起こった演劇でしたが、その全てに多くのボケが設定されていて重いテーマを扱っておきながら終始明るく見ることができました。

そしてその随所にアルピーannのネタが散りばめられていてニヤニヤしてしまいました。

的場浩司、瑛太、トランプマン、アイアンマン、ヒルクライム、ドデカミン、ルート66、(カンバー)バッチ、radikoは信用できない、、、etc

楽曲もラジオリスナーの気持ちを分かっている選曲で

夜のライン/(((さらうんど)))←ハライチのターンop

Stereoman/ELLEGARDEN←アルピーann0のop

Starry Heavens/day after tomorrow←misonoいじり(?)

Runner/爆風スランプ←分からない

曇りのち晴れ/SIAM SHADE←アルピーannキングオブコント応援回(キングオブコントの応援歌を募集するがSIAM SHADEの曲(一番有名な「1/3の純情な感情」は流れない)が多発しSIAM SHADEメールであふれる中、放送中に12年ぶりのSIAM SHADEの新曲が偶然発表された回)

4人のハガキ職人のラジオネームも絶妙で笑ってしまいました。

鳩のおまわりさん、ドライオーガズム先輩、僕の精子を君に注ぎたい童貞、マジカルインポ

(「和田さんの脱ぎたてパンツかぶりたい童貞」という職人は実在しています)

しかし扱われているテーマはとても重くずっしりとのしかかってくるものでした。

特に本田のものまねによる鳩のおまわりさんの語りは胸が苦しくなりました。

ラジオ(特にアルピーのラジオ)は虚構と笑いで完全に満たされた世界ですが、その世界に引きこもることを現実は許してくれません。

他者と関わり、傷つけ傷つき、やりたくないこともやり、きれいなオチやドラマチックな展開もめったに起こらない毎日を積み重ねていかなくてはいけません。

しかし僕が昔そうだったのですが、ラジオだけの毎日はとても楽しい反面どこか虚しさがつきまといます。

歯を食いしばって毎日を生きるからこそ、心からラジオを楽しめると今の僕は思います。

作中のセリフでありましたが「オチというのは前向きに突き進んだ者にしか訪れない」のでしょう。

自己嫌悪でいっぱいの日も、他者に絶望する日も、いつか来る最高のオチに向かって生きていく。それによってのみ僕の「外伝」はより良いものになっていく。そう信じてみます。

そして改めて、アルピーannに魅せられた人々が様々な分野で頑張っているということはとても励みになりました。

ほぼ同じスタッフによるアルピーdcg、ラジオ業界に入った職人さんたち、佐藤多佳子(@taka19621116)さんの「明るい夜に出かけて」、ジエン社(@jiensha)さんの「夜組」、菅田将暉annにおけるラジオドラマ、そして今回の「死にたい夜の外伝」。

僕も何かしらを成し遂げてここに名を連ねたいと強く思いました。

ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました!

何卒!!!

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